読解

読解問題を解くにあたり、「読む力(読み技術)」・「解く力」・「書く力」の三つがそろっている必要があります。このうち、最も大切なことが「読む力(読む技術)」です。
解くとき、ふつう、文章を一読し、それから問題を解きにかかります。ここで、一読し終えた段階で文章の内容が概ね頭に入っているかいないか、が勝負の分かれ目になります。まず、設問を読んで本文の該当箇所を考えるというような方法もありますがいわゆる難関校の問題には対処しきれない可能性が大きいと思われます。文章の細かなところまで理解できていなくても構わないのです。大事なことは、文章の大まかな流れをつかみ、頭に入れてしまっていることで、つまり、頭の中で要約しながら文章を読めるかどうかがポイントです。
本文全体の趣旨や流れがわかっていないと解けない問題が多く、本文の各部分にだいたいどのようなことが書かれていたのか、その各部分の内容が全体の中でどのように位置づけられているのか、本文の趣旨とそうからむのか、ということも意識して読むことが大切になります。
                             教務部 松尾

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