良い塾と悪い塾の見分け方
塾の形態は大きく分けて二つに分かれます。‘集団塾’と‘個別塾’です。さらに、塾の規模を‘大手’と‘それ以外’に分けると次のようなマトリックスを描くことができます。
大手の塾だから必ず成績が上がるというのはいささか早とちりのような気がします。塾に通う生徒は、実に様々な悩みを抱えています。学校の成績を上げたい、自宅学習の習慣をつけたい、学校の宿題が多くて困っている……生徒が10人いれば10通りの悩みがあるのです。また、生徒によって学力の差があるのは当然です。これらを一緒くたにして同じ指導をする、それでは生徒の成績を伸ばすことはできません。生徒一人一人としっかり向き合い、生徒にあった指導を提供する…一見当たり前のような文句ですが、本当の意味で生徒と向き合うことを実践できている塾はそう多くありません。
では、生徒と向き合うとはどういうことなのか、そのための適切な指導とは何でしょうか。以下の3点に重点を置いて述べます。
生徒からの要望をフィードバックすること
伸進舎では先生→生徒へ知識を伝授することはもちろん、先生←生徒という関係も大事にしています。集団塾(A,C)では学校と同じように知識の伝達が先生→生徒の一方向に限られてしまいます。授業で分からないことがあってもそれを消化不良の状態でどんどん先へ進むわけです。これでは、数学や英語などの体系的な学習が必須な科目ではしっかりと知識を定着させることはできません。また、大手の個別塾(B)では、個別とは言ってもある程度の塾での指導のノウハウや煩雑な手続きがあるために、生徒や保護者の要望をすぐに授業へ反映できないことがほとんどです。その点、伸進舎では塾長自ら指導に当たることから、生徒や保護者の要望を授業にすぐに反映させることができます。つまり、先生→生徒・先生←生徒の双方のベクトルがしっかりとはたらき、強い信頼関係を築くことができます。また、生徒自身が自分の現状と向き合うことで、勉強に対し能動的になり、自立を促すことになります。
・勉強を通して、優柔不断な自分ややると決めたことができる自分を発見できた
(M.Kさん)
・定期試験で良い点数をとったことで勉強に対する取り組み方も変わってきた
(T.Sくん)
・自分の目標のために指定校推薦をとらずに一般入試で受験した
(K.Sくん)
このように、先生←生徒の方向は、まさに生徒の勉強への自立を体現しているのではないでしょうか。
学校、自宅、塾の関連性
伸進舎では、学校の授業・自宅学習・塾の学習を一体のものとして指導にあたっています。この学校・自宅・塾が相互に補填し合う形が学習の相乗効果を生みます。一方で、大手塾(A,B)では様々な問題集から問題を出したり、塾だけの授業で完結していることが多々あります。塾だけの学習で大丈夫と慢心しているのは危険です。もし、週に数回通うだけの塾の学習で問題ないのなら、そもそも学校の授業がいらないことになってしまいます。‘学校なくして塾は無内容であり、塾なくして学校は無力である’ことを心得ておくべきです。また、集団塾(A,C)では、生徒全員に同じ分量・内容の宿題を課すために、生徒の能力に応じて効率的に知識を定着させることが難しくなってしまいます。
では、学習効果を最大限に引き出す指導とはどのようなものなのでしょうか。伸進舎では、具体的に以下の指導方法を掲げています。
- ・予習や復習に偏りすぎず、学校の内容に沿って授業を進める
- ・教科書に準じたテキストを使用する
- ・宿題は毎回出す
これらも当たり前のようでどの塾でも実践されていることのように思われます。しかし、塾の学習だけで完結しており、学校・自宅での学習指導がない塾のなんと多いこと…プリントでの演習量を確保し、解説は行わないなどの粗放のような指導もいただけません。@にも関係しますが、生徒の勉強への自立を考えるならば、先生から教わったことをしっかりと自分で復習する指導がとても大切です。
・以前は寝るだけだった学校の数学の授業が、塾で予習をすることで集中して取り組めるようになった
(S.Nさん)
・塾に通い、先生に教わったことは確実にできるように繰り返すと、学校の成績が驚くほど上がった
(H.Oさん)
・森先生は塾だけの学習だけではなく、自宅学習の大切さも教えてくれた
(E.Oさん)
伸進舎では、授業日以外の日でもいつでも自習できる環境が整っています。
自宅では集中できない生徒にもしっかりと向き合って、学習できる環境を提供しています。
生徒との強い信頼関係
@にも関連しますが、伸進舎では先生と生徒が強い信頼関係で結ばれています。伸進舎には小学校低学年の頃から通い続け、高校受験に合格した生徒や、小学校・中学校・高校と引き続き通っている生徒が大勢います。さらには、塾長である私の教え子のお子さまも数人、伸進舎へお通いいただいています。このように、長年にわたって在籍する生徒、親子2世代にわたって通っている生徒が伸進舎の特徴です。大手の塾では受験を節目に塾をやめてしまうのが普通です。では、通い続けたい塾とそうでない塾の違いは何でしょうか。
第一に、‘勉強する意義’です。ほとんどの塾の場合(特に大手塾の場合)、受験という一つの目標のみに照準を合わせて指導しています。塾での勉強が受験に合格するためのいわば‘手段’となっているわけです。Aでも述べましたが、大手の塾が塾だけの学習で完結してしまっている場合、特にその傾向が強いように思われます。もちろん受験は大切です。受験に合格して希望の進路に進むことは大きな目標でもあります。しかし、受験に合格した後はどうでしょう。勉強は終わり!ということになります。また、もし受験に失敗してしまったら…今までの‘受験のための勉強’が否定されてしまいます。勉強とは本来、小学校から大学、社会人になるまで体系的に身につけるものです。中学3年間を切り取って勉強と呼ぶにはあまりに狭すぎます。伸進舎では、受験対策はもちろんのこと、Aでも述べたように学校・自宅・塾の関連性を大切にすることで、生徒に学び続ける姿勢を涵養します。少人数制の授業や先生と近いというのは、生徒の学習意欲を奮い立たせる適切な環境です。伸進舎はそういった学習環境を提供しています。
そして第二に、先生と生徒の信頼関係です。私は指導歴30年に及び、今までに数多くの卒業生を輩出してきました。今でも伸進舎で教鞭をとり、中心となって生徒の指導にあたっています。Aで示した指導方法を掲げ、生徒の成績を確実に伸ばしています。
・高校に入りたてのころはよい点数がとれなかったが、高2の頃には学年トップ5に入れる点数にまで上げることができた
(M.Oくん)
・塾に入る以前、1だった数学の成績が3学期には3にまで上がり、全体で評定が7も上がった
(T.Sくん)
指導に定評があるからこそ、自分の子どもにも通わせたい!…そう思う親御さんがいらっしゃるのです。
このように伸進舎には他塾にはない良さがぎっしり詰まっています。
当たり前のように思えることをコツコツと実践していくことが大切です。伸進舎では、先生と生徒を一方的な関係に縛らず、また、塾だけの学習で完結せず、
多角的な指導を行っています。
みなさんも伸進舎で無限の可能性への第一歩を踏み出してみませんか。