机に向かうために

 初めまして。この3月よりお世話になっております、古後と申します。
 今年も夏期講習が始まり、伸進舎に通うお子様が一生懸命学習に取り組んでいます。しかし、一心不乱にテキストに向かう子もいれば集中力にムラがある子もいます。それはやはり個々で異なる点でしょう。かく云う私も子供のころはあまり長く勉強を続けられるタイプではありませんでした。子供のころは、などと申しますが、今もそんなに変わっていないかもしれません。
 しかしそんなに悲観をする必要もなく、そもそも人間の脳というのはあまり長時間の集中はできないようになっていて、最も深い集中で15分、少し緩めの集中で45分が限界のようです。短い、と思われるかもしれませんが機能上仕方のないことであり、言い換えればそれだけ消耗することなのでしょう。そう考えると面白いもので、小中高の授業は一時限につき45、50分ですし、大学の講義は90分と45の2倍です。面白いですね。
 もし集中力が持続しないとお悩みでしたら、このことから1時間ずっと机にしがみつくということは早々にあきらめて15分ごと(集中が切れるごと)に伸びをして休息を入れるとか、45分ごとに飲み物を飲んで緩めの集中を意識するなどの工夫をしてみてもよいかもしれません。
 この夏が、皆様にとって有意義なものになることを願っています。
                                                          
                                                            古後

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