親の環境づくりが、成功、不成功を決める

子供は環境の産物。それは、周囲からの影響、すなわち、広く社会からの、学校からの、家庭からの影響です。
その中でも、特に影響を与えるのは、家庭と言わざるを得ません。

子供の「伸び」が、個人特有のものだけに、その環境づくりの直接の責任者として、両親の責任が一番重いと言わざるをえません。

私は、今まで数多くの保護者と接してきました。「伸び」る子供を持つ保護者には、共通した特徴が浮かび上がります。

彼らは、わが子に対して、他の親が示すような法外な期待感は全く示していませんでした。
目先の結果について、一喜一憂することなく、勉強せよと、口やかましく子供をせかすこともありませんでした。

そこには、大きく子供を信頼する念が根づいていたのです。
大きく子供を信頼することができるようになるまでは、親として並々ならぬ努力が必要だったでしょう。
それでも、それをやり遂げてきたのです。

子供と一緒に、ともに苦しみ、ともに泣き、ともに笑う、心から子供とともに苦しみも楽しみも
分かち合える、そんな保護者が、子供の可能性を引き出しているように思います。

 

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