【子供のモチベーションをどう維持するか】

成績が不振のお子さんに危機感が感じられないと、どうしても「もっとやる気を出しなさい」と言ってしまいがちです。しかし、この言葉を物事がうまくはかどらない時に自分自身が言われたら、やる気が出るでしょうか。
お子さんのモチベーションが自然と高まるのは、親が学びへのモチベーションが高いケースに見られます。
親が勉強している姿(例えば資格試験等)を間近で見ていると子供は手を抜けないもので、子供のやる気が出る環境とは何かを考え、親も何か目標を持ってその姿を見せるのも良いのではないかと思います。
子供に対する評価は、他人(塾の講師)よりも厳しいケースがよくあり、子供は大人が考えているほど‘美しい’勉強ができるわけでもないのです。いい加減に見えるからといって、それがやる気のない勉強になっているとはかぎらないのです。悪いところは目につきやすい、だから良いところをできるだけ見てあげることが必要でしょう。不用意な言葉を投げつけるのではなく、見守る態度・励ます態度等から子供との信頼関係が築きあげることで困難にも対応できるものではないでしょうか。

                              教務部 松尾

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